八尾の由来

大阪府八尾市の地名の由来は、諸説ある。
まず「矢負い」から転じたとする説。古代日本において「部」というのは天皇家の領民を意味するが、天皇家のために弓を作る「弓削部」(ゆげべ)と矢を作る「矢作部」(やはぎべ)の集落があったが、ここで作った矢を背負ったことから「矢負い」が「矢尾」となり「矢尾」に変化したという。
またこの地に尾羽が8枚もあった「八ツ尾の鶯」がいたから「八尾」と呼ばれるようになったとする説もある。
また道鏡が河内国弓削に由義宮(「西ノ京」と呼ばれる。現在の大阪府八尾市八尾木北にあり、跡地に由義神社が建てられている)という都を造営ときに、八百(「八百」とは「数え切れないほど多数の」という意味)の杭を打ち込んだためこの地を「八百」(やお)と呼び、その後「八尾」に転化したとする説もある。
地名一つにも興味深いエピソードがたくさん隠されているものである。

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